米国に本部を置く国際NGO団体、フリーダム・ハウスは16日、「2018年国別自由度ランキング」を発表した。今回昨年に引き続き「最も自由な国家」と認定された中華民国(台湾)の点数は、100点満点で93点となり、前年の91点から2点上昇した。
このレポートでは、各国の自由度をレベル1(最も自由)からレベル7(全く自由ではない)までの7段階で評価する。台湾全体の自由度はレベル1となり、最高評価を得た。指標別では、「政治的権利」と「市民的自由」が最も自由を表すレベル1との評価を得た。また、「報道の自由」についても「自由な国家」とされた。
一方、中国大陸は昨年に引き続き、「不自由な国家」と評価された。中国大陸の点数は14点で自由度はレベル6.5だった。指標別では「政治的権利」がレベル7、「市民的自由」がレベル6となった。
59点だった香港は、「やや自由な国家」と認定、指標別では「政治的権利」がレベル5、「市民的自由」がレベル2で、全体の自由度はレベル3.5となった。